小児糖尿病
子どもの2型糖尿病は激増しています。1974年と比較すると既に10倍以上になっています。もちろん合併症のリスクは成人と同じなので、今後の長い人生を危険と隣り合わせで生きて行かなければなりません。最初に症状が出ないことも同じです。だからこそ保護者が状況を重要視せず、治療が遅れたり途中でやめてしまい、合併症になってしまうことが多いです。実際に小児2型糖尿病患者のうち40%が途中で治療をやめているという報告もあるほどです。むしろ食欲があって血糖コントロールが難しい年ごろだからこそ、保護者が真剣になって治療を継続する必要があります。
【対策】
まずは肥満させないことです。油物はほどほどにして、外で遊んだり運動部に入ったりして、運動をしましょう。成人でも子どもでも肥満が原因のケースが特に多いです。
食事以外では、清涼飲料水はやめます。清涼飲料水には驚くほどの糖分が含まれています。糖分の多いお菓子類も控えましょう。洋菓子は油も糖も多い傾向があるので、できれば和菓子のほうがいいです。もちろん食べ過ぎれば、洋菓子でも和菓子でも糖分のとり過ぎになるので注意です。
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